神戸市外国語大学では、 2024年度、神戸市外国語大学の在校生と外務省の卒業生有志が 多面的?多角的につながるプロジェクト「Gaidai Spirit: From KCUFS to MOFA」を始動することとなりました。 外務省の卒業生有志と大学が、 年間を通じて継続的に取り組む本プロジェクトはこれまでにない画期的な試みです。 |
「Gaidai Spirit: From KCUFS to MOFA」プロジェクトの「ふかぼり外務省」第一弾として、「外交講座」を行いました。
「外交講座」は、現役の外務省職員を講師としてお迎えし、最新の国際情勢や外交政策についてご講演いただく講座で、外務省や国際機関で働きたいという方にはピッタリの講座です。
2024年度は、12月2日(月曜)に国際法局国際法課より小野行人氏をお迎えし、 「外交実務における国際法」をテーマにご講演いただきました。
本学の「国際紛争処理法」の授業で触れた内容も一部取り上げてくださり、外交における言葉の使い方など、本学学生からはとても勉強になったとの声がありました。
さらに授業終了後もステューデントコモンズに場所を移し、熱心な学生らとの座談会が1時間半ほど行われ、学生は非常に貴重な機会を有意義に過ごしていました。
参加学生の声:
- 遠い存在だと思っていた外交官の人の話を直接聞けて、すごく良い経験になったと思います。高校の時の政治経済でさらっと習った国際法を詳しく知れて良かったです。国ごとで解釈が違うということを教えていただけたことで、これからニュースを見る時などに過度に批判的な視点を持ってしまうのを防げると思いました。
- 将来外務省で働きたいという自分の目標達成への知識を深めるという意味で、今回の講義はとても意義のある講演会でした。特に日本の外務省における意義や、外務省自体がどのように構成されているのかというなかなか聞くことのできないことを、外務省の方の視点から聞けたのが興味深かったです。今後もこのような外務省の方々のお話を聞ける機会があれば、ぜひ参加したいです。
- 外務省の仕事内容や機関について詳しく知ることができて嬉しかったです。?英語?というひとつの括りであっても中には英語、アメリカ語、オーストラリア語と3つに分類されているというのを知って驚きました。また国際法の理解について、単なる法律ではなく?共通言語?である、という認識の仕方が凄いなと感じました。国益を守る、という使命はあるもののやりがいのあるお仕事ということが感じれていい機会になりました。
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