第1弾企画 岡野事務次官によるプロジェクトキックオフ記念講演会?フリートーク
本プロジェクトのキックオフを記念し、外務省職員による定期講演会シリーズ「外交官と一緒に日本と世界を考える」第1弾として、外務省の岡野事務次官を講師に「外交への招待状」と題した記念講演会、及び、学生とのフリートークを開催しました。
岡野正敬氏
東京大学法学部卒業。フランス国立行政学院外国人課程修了。1987年外務省入省。フランス?中国?アメリカ合衆国の日本国大使館で勤務。東京では、欧州局ロシア課長、国際法局長、総合外交政策局長、総理官邸内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長等数々の要職を歴任し、2023年8月から外務事務次官。
開催概要
日 ?時 : 2024年10月11日(金曜) 14時25分から17時15分
参加者 : 神戸市外大の学生?神戸市公立大学法人の教職員 約300名
講演内容
第1部の記念講演会「外交への招待状」では、世界の情勢が変動し外交が重要になる中で、岡野事務次官ご自身の外務省での37年にわたる経験に基づき、外交官はどのような役割を果たせるのか、外交交渉の場で重要な「語学力+α」とは、など、外交官の仕事についてご講演いただきました。
続いて、第2部の学生とのフリートークでは、約30名の学生が参加し、外務省での経験談をはじめ、世界情勢の情報収集の仕方や交渉相手を理解する力など、自由闊達に意見交換を行いました。
参加した学生の声
参加した学生からは、「外交官の仕事に興味を持った」「語学習得や異文化理解に努めていきたい」など、竞彩猫の中で学ぶモチベーションが高まるとともに、将来像を考える機会となりました。
下記に、一部コメントを紹介します。
「外交官という仕事にハードルを感じていましたが、様々な経験談や失敗をすることが語学学習において重要であることなど、非常にためになる話を聞き、挑戦してみたいという気持ちが芽生えました。」
「岡野事務次官のように、失敗を恐れずに色んなことにチャレンジしながら、人と人が対話していくための語学力やユーモアを身につけていきたいと思いました。」
「岡野事務次官はとても温かみのある方で、人と関係性を築いていくにあたり、握手の仕方などふるまい方を細やかに工夫されていることに感銘を受けました。」